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【話の肖像画】大相撲第72代横綱・稀勢の里寛(1)師匠の教えを体が覚えていた

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【話の肖像画】
大相撲第72代横綱・稀勢の里寛(1)師匠の教えを体が覚えていた

目を潤ませながら大相撲初場所の優勝インタビューを受ける稀勢の里=1月22日、両国国技館 目を潤ませながら大相撲初場所の優勝インタビューを受ける稀勢の里=1月22日、両国国技館

 いまでは珍しい中卒たたき上げ。角界随一の猛稽古で知られた鳴戸部屋で、鍛錬に励み、ついに賜杯を抱いた。費やした月日は15年。「新入幕までは早く、そこからは遅い。長かったですね」。「40歳まで現役を続けたい」と語る稀勢の里の言葉からは亡き師匠から受け継がれた“魂”がほとばしる。「勝っておごらず、負けて腐らず」-。新横綱の魅力だ。

 〈1月の初場所で初優勝を飾り、第72代横綱へ昇進した。初土俵から15年。千秋楽、追い求めてきた賜杯を受け取った後の優勝インタビューで「ずいぶん長くなりました」と周囲と両親への思いを口にした後、男泣きした〉

 公の面前で男が泣くもんじゃないですね。見苦しい姿をお見せしました。

 中卒で入門した15年前から初優勝と横綱昇進を目標にやってきました。ただ、実際に果たしてみると、達成感というよりは本当にこれからだな、という気持ちになりました。

 とはいっても、うれしい気持ちからでしょうか、72代という数字に縁を感じて。62代(大乃国)、52代(北の富士)、42代(鏡里)…と歴代の横綱について調べてしまいました。

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