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アホウドリのひな誕生 小笠原・聟島で2例目

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アホウドリのひな誕生 小笠原・聟島で2例目

小笠原諸島・聟島で誕生したアホウドリのひな。写真中央下、成鳥のくちばしの先にいる=1月16日(東京都提供) 小笠原諸島・聟島で誕生したアホウドリのひな。写真中央下、成鳥のくちばしの先にいる=1月16日(東京都提供)

 山階鳥類研究所(千葉県)などは13日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリのひなが小笠原諸島・聟(むこ)島で生まれたと発表した。聟島を新たな繁殖地にする計画を進めており、ひなの誕生は昨年に引き続き2例目。

 同研究所の研究員が1月12日、約300メートル離れた地点から望遠鏡で確認した。雌雄は分かっていない。昨年誕生し巣立った個体と両親は同じとみられる。5月ごろに巣立つ見込み。

 小笠原諸島は戦前まで数万羽が生息する繁殖地だったが、乱獲で1930年代に絶滅。残った繁殖地の伊豆諸島・鳥島は噴火の恐れがあるため、平成20年以降、同研究所などが鳥島のひな70羽を聟島に移送した。

 同研究所は「2年連続でひなが誕生したことで、今後もここで安定して繁殖する可能性が高い」と期待している。

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