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【原発最前線】「ようやく廃炉作業へ」 福島2号機の燃料デブリ「初確認?」の意味 なぜ大きく報道されているのか

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【原発最前線】
「ようやく廃炉作業へ」 福島2号機の燃料デブリ「初確認?」の意味 なぜ大きく報道されているのか

 何よりも大きな障害となるのが高い放射線量だ。東電が撮影した画像を解析したところ、格納容器内で毎時530シーベルトという高い放射線量が推計される場所が見つかっている。画像のノイズから推計した値のため単純比較はできないが、これまで福島第1原発で確認された最も高い放射線量は平成24年に2号機の格納容器内で測定された毎時73シーベルトで、桁が違うほど高い値だ。

「冠水」工法にも壁に

 そのため東電は実際に燃料を取り出す場合、格納容器を水で満たす「冠水」という工法を検討している。水には放射線量を低減させる効果があるためだ。

 しかし、格納容器には事故で穴が開いていることが分かっており、水で満たすには穴の場所を特定し、ふさがなければならない。仮に冠水の見通しが立っても、今後は水で重くなった格納容器の耐震性の検証が不可欠となる。

 課題を一つ解消しても、次の課題が立ちはだかる厳しい状況は当面続く見通しで、原子力規制委の田中俊一委員長は今回の調査について「ほんのちょっとのぞいたという程度で、デブリにどういうアプローチができるかまったく見えない状況。まだ夢みたいなことを語れる状況ではない」と述べている。

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