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【view 写】森で眠る愛らしい“神” 北海道・釧路湿原のエゾフクロウ

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森で眠る愛らしい“神” 北海道・釧路湿原のエゾフクロウ

祠のような樹洞の入り口で眠たそうな顔をみせるエゾフクロウ=北海道鶴居村 祠のような樹洞の入り口で眠たそうな顔をみせるエゾフクロウ=北海道鶴居村

 雪が降り積もった北海道の釧路湿原。人里離れた道路脇に、歩いて踏み固めた道が森の中へ続いていた。たどっていくと、数分で大きな木の前に。祠(ほこら)のような樹洞があり、エゾフクロウが1羽、ちょこんと座っているように見えた。

 望遠レンズでのぞくと、じっと目をつむっていて、時折、物音に反応し首を動かしたり、薄目を開けて辺りを見渡す。眠たそうにしながらも警戒しているようだった。

 タンチョウの生息地として有名な釧路湿原周辺には、エゾフクロウや絶滅危惧種のシマフクロウも生息している。

 エゾフクロウは本州に住むフクロウの亜種で体長50センチほど。冬は樹洞に営巣する。日中に眠り、夜になるとネズミやカエルなどのエサを捕まえる。アイヌの人たちは「クンネレクカムイ」(夜に鳴く神)と呼んできた。

 つがいになると樹洞の中で卵を産み、ヒナを育てる。運がよければ“夫婦”が仲良く樹洞の入り口で居眠りする姿を見られることも。

 周辺の中標津町からエゾフクロウを見に来た越野陽介さん(32)、綾さん(29)夫妻は「ふわふわの羽毛がかわいらしく、昔買ってもらった縫いぐるみを思い出した」とにこやかに話す。

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