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【おやこ新聞】コラム 養老先生のさかさま人間学 鳥 皮膚の温度が上がると?

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【おやこ新聞】
コラム 養老先生のさかさま人間学 鳥 皮膚の温度が上がると?

 鳥(とり)は恐竜(きょうりゅう)の子孫(しそん)という話(はなし)を以前(いぜん)しました。骨(ほね)を見(み)ていると、一部(いちぶ)の恐竜によくにています。恐竜は絶滅(ぜつめつ)したことになっていますが、考(かんが)えようによっては、鳥になって生(い)きのびたんです。

 恐竜の時代(じだい)に、羽(はね)が生(は)えた原始的(げんしてき)な鳥がいたことが、19世紀(せいき)から分(わ)かっています。これが始祖鳥(しそちょう)です。飛(と)べたかどうかは、わかりません。たぶん、飛び立(た)つことはできなかったんじゃないかといわれています。

 じゃあ、なんで羽が生えているんだ。そういう疑問(ぎもん)が当然(とうぜん)、出(で)ますよね。羽をホウキのように使(つか)って虫(むし)を集(あつ)めた、なんていう説(せつ)を聞(き)いたこともあります。

 わたしも答(こた)えは知(し)りません。わたしたち哺乳類(ほにゅうるい)に毛(け)が生えたのも、鳥に羽が生えたのと、にたようなことですね。

 でも、この二(ふた)つのグループには、共通点(きょうつうてん)があります。それは恒温動物(こうおんどうぶつ)ということです。体温(たいおん)を一定(いってい)の温(あたた)かさにたもつことができるのです。

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