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【三島由紀夫の肉声テープ】「憲法や日本の戦後体制についてはどこかけんか腰だ」放送から1週間…識者は三島の声をどう聞いたのか

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【三島由紀夫の肉声テープ】
「憲法や日本の戦後体制についてはどこかけんか腰だ」放送から1週間…識者は三島の声をどう聞いたのか

作家の三島由紀夫が英国の翻訳家と対談した未発表の録音テープ(TBS提供) 作家の三島由紀夫が英国の翻訳家と対談した未発表の録音テープ(TBS提供)

 作家、三島由紀夫(1925~70年)が自決9カ月前の昭和45年2月に自身の文学観や死生観、憲法観などを肉声で語った未発表の録音テープが東京・赤坂のTBS社内で見つかった。12日に放送されたテープの内容について、三島由紀夫文学館特別研究員の山中剛史・日大芸術学部非常勤講師は「今まで全く知られていなかった珍しいもので資料性が高く、内容的にも三島文学を考える上で面白いものがある」と評価する。

 対談の聞き手は、三島の随筆集『太陽と鉄』を英訳した英国人翻訳家、ジョン・ベスター氏。山中氏はこの対談が行われた背景として「詳細は分からないが、どうも三島の英訳短編と一緒に掲載するつもりだったらしい」と推測。「英語読者を前提として、かなりリラックスした形で率直にものを言っている。それが第一の特色だ」と指摘する。

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