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学童保育待機児童、過去最多の1万7203人 4~6年生で増加

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学童保育待機児童、過去最多の1万7203人 4~6年生で増加

 共働きなどで親が自宅を留守にする小学生を放課後に校舎や児童館などで預かる放課後児童クラブ(学童保育)について、厚生労働省は16日、平成28年5月1日時点で希望しても利用できなかった待機児童が1万7203人だったと発表した。前年比262人増で、過去最多を更新。施設数は前年に比べ1011カ所増え2万3619カ所となったが、需要の高まりに施設整備が追いついていない。

 待機児童の内訳は、小学1~3年生は前年比743人減の9957人で4年ぶりに減少。一方、4~6年生は同1013人増の7246人だった。厚労省は「27年度から施行された子ども・子育て新制度で受け入れ対象が4~6年生に拡大されたため、希望者が増えた」と分析している。

 都道府県別では東京の3417人が最多。埼玉、千葉、静岡で千人を超えた。

 一方、厚労省は16日、希望しても認可保育所などに入れない待機児童の定義に関し、預け先が見つからずに保護者が育児休業を延長せざるを得ない場合には待機児童とする検討に入った。現状では市区町村の判断に委ねられ、多くの場合、集計から除外されている。厚労省が有識者検討会で議論しており、3月末までに結論を出す方針だ。

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