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【ゆうゆうLife】暮らしの中で逝く ホームホスピスの場から(中)

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暮らしの中で逝く ホームホスピスの場から(中)

「自分で介護もできるし、任せて帰ることもできる」と話す島田裕子さん=宮崎市の「かあさんの家・霧島」 「自分で介護もできるし、任せて帰ることもできる」と話す島田裕子さん=宮崎市の「かあさんの家・霧島」

 ■空間の役割 住人・家族・スタッフが疑似家族

 医療や介護の必要な5、6人が1軒の民家で共同生活をするのを、スタッフが支え、看取(みと)りまでする「ホームホスピス」。見舞いに来た家族が他の住人に声をかけたり、住人同士が気配りをしたり、住人、家族、スタッフに親密な関係が生まれる。そこには、既存の民家という「空間」が一役買っているという。(佐藤好美)

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 宮崎駅から車で約15分の住宅地にあるホームホスピス「かあさんの家・霧島」。宮崎市内に住む島田裕子さん(60)が、リビングのテーブルでトイレットペーパーを折りたたんでは箱に並べていく。「おむつ交換や褥瘡(じょくそう)ケアに使うんです。たくさん作っておくと、皆さんが楽になるから」。来客の声がすれば「はーい」と応じ、住人にも目配りする様子は、もう一人スタッフがいるようだ。

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