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【明美ちゃん基金】匿名で10回目の100万円、「名無しのごんべ」は石鍋さん 総額1千万円

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【明美ちゃん基金】
匿名で10回目の100万円、「名無しのごんべ」は石鍋さん 総額1千万円

明美ちゃん基金。手術を受けた患者と、昭和大横浜市北部病院の富田英医師(右から2人目)ら日本人医師団=2016年9月9日午後2時23分、ミャンマー・ヤンゴン(安元雄太撮影) 明美ちゃん基金。手術を受けた患者と、昭和大横浜市北部病院の富田英医師(右から2人目)ら日本人医師団=2016年9月9日午後2時23分、ミャンマー・ヤンゴン(安元雄太撮影)

 国内外の心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」(産経新聞社提唱)へ11日、東京都足立区の無職男性(88)が、現金100万円を寄託した。男性は平成24年3月に東京・大手町の産経新聞社を訪れて100万円を置いていって以降、断続的に寄託しており、今回で10回目。男性が基金に寄せた総額は1千万円となった。

 男性はこれまで「名無しのごんべ」と名乗ってきたが、10回目となる節目に初めて「石鍋」という名字のみ明かした。石鍋さんはこれまで匿名を希望。今回も名字のみを明かした理由を「(基金には)お医者さんの力がまず第一。そしてお医者さんに頼るお子さんやご両親に喜んでいただければ、それでいいと思っていますから」と説明した。

 50年来の購読者で、基金の設立のきっかけになった心臓病の少女、伊瀬知(現・松本)明美さんの記事なども読んでいた。「自分も余裕ができたら寄託したい」。そう考えつつ、日々の生活に追われてままならなかったが、平成24年、産経新聞に載っていた基金の記事に偶然目が留まった。これをきっかけに「投資から得た配当金を寄託しよう」と決意。来社して「名無しのごんべ」を名乗ったのは「現金書留や振り込みでは名前が出てしまう」と考えたからという。

 「大げさなことではない」と石鍋さん。「足腰もあまり良くないので、歩けそうだったらまた来るかもしれません。その時は“ごんべ”さんで来ますから」と笑顔で話した。

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