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【話の肖像画】プロデューサー、デザイナー・山本寛斎(5)「イベントの神様」になる

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【話の肖像画】
プロデューサー、デザイナー・山本寛斎(5)「イベントの神様」になる

大成功だった今年の「日本元気プロジェクト」で(右)=東京都渋谷区の国立代々木競技場 大成功だった今年の「日本元気プロジェクト」で(右)=東京都渋谷区の国立代々木競技場

 〈1970年代から80年代にかけて、ファッションデザイナーとして、パリやニューヨーク、東京の各コレクションに参加し、年2回、作品を発表。日本を含め、世界中の都市に店舗を構えるなど多忙を極める日々を送った。平成5(93)年からはファッションに限定しないショーを手掛け、今に至る〉

 私にとってショーは、ファッションを見せるだけでなく、演劇や舞踏、音楽など、ジャンルを超え、人間の持つエネルギーを伝えるものです。ショーを開くための国との交渉や資金集めも全て私がやります。はっきり言えば、ショーは私自身にとって経済的にプラスになるものではありません。こんなふうに世界と交流するショーを実行しているのは、世界中を見渡しても私一人でしょう。

 いろいろな場所でショーを行いましたが、特に印象に残っているのは、平成13年に山口県で開催した「山口きらら博・やまぐち元気伝説」です。当時、人口150万人の同県で、県民の半数に当たる約70万人がチケットを買ってショーを見にきてくれました。会場が一体となって盛り上がったショーに感激して涙する人が続出し、私自身も楽しさとうれしさで興奮して眠れないほどでした。

 今年の夏は、東京・新宿の伊勢丹新宿店で行った「元気祭り」を皮切りに、国立代々木競技場・体育館でのスーパーショー、熊本県の山鹿灯籠まつりへの参加など、尋常でない忙しさでした。

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