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【ゆうゆうLife】年金受給資格10年に短縮で新たに最大64万人が受け取り可能に 情報届かない懸念が浮上

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年金受給資格10年に短縮で新たに最大64万人が受け取り可能に 情報届かない懸念が浮上

自分の加入履歴を確認し、年金受給につなげたい (写真はイメージです) 自分の加入履歴を確認し、年金受給につなげたい (写真はイメージです)

 国民年金や厚生年金を受け取るのに必要な受給資格期間(加入期間)が、現行の25年から10年に短縮される。支給は来年9月分からで、新たに最大約64万人が年金を受け取れる。日本年金機構は2月末から対象者に通知を始めるが、転居を繰り返す人に書類が届かなかったり、特例を使えば年金を受け取れる人を把握しきれなかったりする可能性がある。すべての対象者に情報が行き渡るか懸念される。(佐藤好美)

 ◆納付期間に比例

 年金を受け取るにはこれまで25年の加入期間が必要だったが、先の国会で改正年金機能強化法が成立。加入期間が「10年以上」に短縮された。加入期間を満たさない人が、無年金の状態になっているのを救済するのが目的だ。

 日本年金機構は来年2月末から、対象者に「年金請求書」の発送を開始する。まずは、65歳以上で既に年金を受け取る年齢に達しており、保険料の納付済み期間などが10年以上~25年未満の人が対象。手続きをすれば、来年10月から9月分が支給される。

 受給額は、保険料を納めた期間などに応じているため、納付期間が短ければ少なくなる。国民年金の保険料を40年間納めた場合、平成28年度の年金額は78万100円(月額約6万5千円)。加入期間が20年なら、年金月額は約3万2500円。10年なら約1万6千円になる。

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