産経ニュース

若者に短歌ブーム…きっかけはSNS 「自分の気持ち表したい」

ライフ ライフ

記事詳細

更新


若者に短歌ブーム…きっかけはSNS 「自分の気持ち表したい」

晩秋の恵心院境内で高田ほのかさん(中央)の解説に耳を傾ける参加者=京都府宇治市 晩秋の恵心院境内で高田ほのかさん(中央)の解説に耳を傾ける参加者=京都府宇治市

 短歌を詠む若者が増えている。きっかけは、ツイッターなどのSNS(会員制交流サイト)だ。大学ではサークルが次々に誕生し、大学対抗の“短歌バトル”が開かれるほど。「SNSで短文を投稿することに慣れた若者にとって、短歌は意外とハードルが低い」との見方もあり、世代を超えた広がりをみせている。(原田純一)

ツイッター投稿

 若者のなかではやっているのが、「ツイッター短歌」。ネット上には短歌を投稿できるサイトが登場し、形式にとらわれないユニークな作品も多い。

 「私自身もツイッターで始めました」というのは、平成23年にネット上の同人誌「うたつかい」を開設した嶋田さくらこさん(41)。当初は投稿者が60人ほどだったが、現在は約150人、フォロワーは1千人を超えた。

 「会いたい、と言えば会えなくなるんだろう いっぽん道をひとりで帰る」

 嶋田さんは切ない恋心を素直に詠む。「自分の気持ちを表現するには、短歌がちょうどいい長さです」と話す。こうした作品は現代短歌の第一人者、加藤治郎さんに認められ、歌集を出すなど歌人として活動する。

 「うたつかい」には若者たちの投稿も多く、ツイッターで知り合った仲間と編集。歌壇からも「短歌の裾野が広がる」と評価の声が上がる。

続きを読む

このニュースの写真

  • 若者に短歌ブーム…きっかけはSNS 「自分の気持ち表したい」

「ライフ」のランキング