産経ニュース

【教育動向】子ども時代の体験活動は結婚観や子育て観にも影響

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【教育動向】
子ども時代の体験活動は結婚観や子育て観にも影響

さらに体験別に見ると、▽「自然体験」の多いグループでは48.0%、少ないグループでは36.5%▽集団での遊びなど「友だちとの遊び」の多いグループでは52.4%、少ないグループでは30.0%▽地域清掃など「地域活動」の多いグループでは48.8%、少ないグループでは36.0%……などで、いずれの活動も経験が多いグループほど、結婚している割合が高くなっています。

コミュニケーション能力に関係

未婚者だけを見ても、「結婚したい」という者の割合は、小学生の時までの体験活動が多いグループは83.3%、少ないグループは63.8%で、体験活動の経験が多い者ほど、割合が高くなっています。特に「友だちとの遊び」「家族行事」「地域活動」で、比較的大きな差が見られました。子どものころの体験活動が、大人になってからのコミュニケーション能力などに関係していることがうかがえそうです。

未婚・既婚を含めて、子どもがいない者に限って見ると、「子供は欲しい」という者の割合は、体験活動が多いグループでは75.6%だったのに対して、体験活動が少ないグループでは57.1%にすぎませんでした。

これらのことから、「友だちとの遊び」「家族行事」「地域活動」など子どものころの体験活動と、結婚や子育ての意識は大いに関係しているといえそうです。

ただし、未婚者が結婚しない理由を見ると、「経済的に難しい」という答えが最も多く、年収が低くなるほど結婚などに否定的な割合が高くなっています。これら現在の若者を取り巻く事情も見落としてはならないでしょう。

若者の結婚観・子育て観等に関する調査

(筆者:斎藤剛史)

(提供:Benesse教育情報サイト

「ライフ」のランキング