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【群馬「正論」懇話会】小川栄太郎氏講演詳報 譲位の先に「皇室の復権」「国民が危機感共有を」

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【群馬「正論」懇話会】
小川栄太郎氏講演詳報 譲位の先に「皇室の復権」「国民が危機感共有を」

笑顔を交え講演する小川栄太郎氏=1日、前橋市の前橋商工会議所 笑顔を交え講演する小川栄太郎氏=1日、前橋市の前橋商工会議所

「皇室を根本的なところから考え直さないといけないことを共有しければ、この先2代、3代で大変厳しい皇室の未来が待ち受けている」と強い危機感を示した。

 小川氏は、戦後の天皇陛下が日本国、及び国民統合の象徴とされる点には「古来からの在り方に照らして妥当」とした。しかし「現行憲法は天皇の政治的権能は否定しながら、一方で総理や最高裁長官の任命、憲法・条約の発布、国会の開会など、すべて天皇陛下のお務めとしている。要は、依然として三権の長の上に立っているにもかかわらず、(陛下は)政治的関与を否定され、法的な立場は主権さえも否定されている」という矛盾を問題視した。

 「国家・国民統合の象徴というのは実はすごいこと。それを、これまで積極的に深めることをやってきたのは一体誰なのか。昭和天皇と今上陛下という当事者のお2人だけが取り組まれてきたのだ。私を含め、保守論客さえも実は天皇の在り方を積極的に深めることを(怠り)、両陛下に甘えてきたのではなかったか。今、そう痛感せざるを得ない」と指摘した。

 その上で、「皇室の自立性を否定され、政治とのつながりがないのはありえない」と主張、「陛下や皇后さまのお言葉からは、皇室のあり方を根本的から再考しないと、もう(皇室が)もたないのではないか、という強い懸念と悲鳴なるものを感じざるを得ない」として、譲位の先に、皇室制度を変える必要性を強く訴えた。

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