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【群馬「正論」懇話会】小川栄太郎氏講演詳報 譲位の先に「皇室の復権」「国民が危機感共有を」

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【群馬「正論」懇話会】
小川栄太郎氏講演詳報 譲位の先に「皇室の復権」「国民が危機感共有を」

笑顔を交え講演する小川栄太郎氏=1日、前橋市の前橋商工会議所 笑顔を交え講演する小川栄太郎氏=1日、前橋市の前橋商工会議所

 そして、「旧皇室典範などが制定された当時は(国民の)平均寿命が50歳前後だった」とし、平均寿命が90歳にもなる現代社会で「畏れ多いことだが、仮に将来、天皇が60歳で発病し、摂政を置くとなると、30年も40年も摂政を置くのか。さらに、天皇の即位年齢が70代になることもまれではなくなる」と指摘、「陛下のお言葉の真意は、今の天皇制度は高齢化社会に対応していない、というご指摘だ」と強調した。

 その上で、「陛下があれだけ強いお言葉を出された以上、速やかに特別立法で譲位を定めるべきというのが第1の結論。第2は、譲位に関し一定の制度化をすべきだというのが陛下の本当の真意である以上、同時に皇室典範改正を含む譲位の問題について詳細な研究を安倍内閣のうちに完成させることが必要だ」と求めた。

 さらに、小川氏は「国民は憲法に規定されているから天皇がいるとは思っていない。尊皇でない人も太古から続く大事な存在と思っている。しかし、その皇室で今、成年として陛下と皇室の行く末を話し合える皇位継承者は何人いるのか」と問うた。「次の世代は悠仁親王殿下お一人で、一家族になってしまう。ここにGHQが残した傷跡の中で、戦後の天皇制度は存続不可能な無理を天皇陛下と皇室に強いているというしかない」と指摘した。

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