産経ニュース

【ゆうゆうLife】個別化医療の時代(上) 肺がん薬物療法は… 遺伝子解析でオーダーメードが効く  

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【ゆうゆうLife】
個別化医療の時代(上) 肺がん薬物療法は… 遺伝子解析でオーダーメードが効く  

「ワンステップ」のおしゃべり会では、がん細胞の遺伝子変異などのタイプに分かれてグループを作る =横浜市 「ワンステップ」のおしゃべり会では、がん細胞の遺伝子変異などのタイプに分かれてグループを作る =横浜市

「同じ病気でも、同じでない」

 日本のがん死亡原因の第1位である肺がんで、個別化医療が進みそうだ。がんの発生・増殖の原因となる遺伝子変異などは人によって異なるため、個々の“タイプ”に合う薬を使うオーダーメードの医療だ。対象を限定することで高い効果を期待でき、無駄に副作用にさらされずに済む。いずれ、個々の遺伝子を網羅的に解析し、効く薬を選ぶ時代が来そうだ。(佐藤好美)

                   

 NPO法人「肺がん患者の会ワンステップ」は市民公開講座などの終了後、患者同士の「おしゃべり会」を開く。

 告知がつらかったこと、これから、どんな治療薬があるのか-。先に告知された人の経験を自分に重ねて、思いを分かち合う。感情を吐露してもいいし、話したくなければ聞くだけでもいい。仲間を増やして、情報交換をするのが目的だ。

 特徴的なのは、個々のがん発生・増殖の原因となった遺伝子変異などでグループを分けること。10月末、横浜市で開かれた「おしゃべり会」には60~70人が参加。6グループに分かれた。

 日本人に多い「EGFR遺伝子変異」がある患者▽患者数が少なく、治療法に似た点がある「ALK遺伝子融合」か「ROS1遺伝子融合」の患者▽それ以外の遺伝子変異か、変異が不明の患者▽手術後など「早期」の患者▽患者家族-。人数の多いEGFRのグループが、たいてい2グループに分かれる。

続きを読む

関連ニュース

乳がんの北斗晶さんが「5時に夢中!」に生出演し仕事復帰 今年の漢字1文字は「温(おん)」

「ライフ」のランキング