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吉田修一さん新作「犯罪小説集」 弱さが持つ強さと向き合う

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吉田修一さん新作「犯罪小説集」 弱さが持つ強さと向き合う

収録作のタイトルは「凝っている」という歌舞伎の演目調に。「それらしく劇的な見せ場も意識して書いた」と話す吉田修一さん(山崎冬紘撮影) 収録作のタイトルは「凝っている」という歌舞伎の演目調に。「それらしく劇的な見せ場も意識して書いた」と話す吉田修一さん(山崎冬紘撮影)

 「ネットの検索がつまんないなって思うのは、答えを外から見つけてくるからなんですよね。誰とも相談せず自分と向き合い、内側から答えを探し出す。それで、検索では出てこない何かを書けたとしたら、小説家としては最高ですよね」

                   

【プロフィル】吉田修一

 よしだ・しゅういち 昭和43年、長崎県生まれ。平成9年に「最後の息子」でデビュー。14年に『パレード』で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川賞。19年に『悪人』で大仏次郎賞などを受賞。22年には『横道世之介』で柴田錬三郎賞。来年1月の第156回芥川賞から新たに選考委員に加わる。

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