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【秋篠宮さま51歳に ご会見全文(3)完】三笠宮さま薨去「皇室にとって大きなこと」 50歳の紀子さま「家族と過ごす時間大事に」

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【秋篠宮さま51歳に ご会見全文(3)完】
三笠宮さま薨去「皇室にとって大きなこと」 50歳の紀子さま「家族と過ごす時間大事に」

51歳の誕生日を前に、紀子さまと共に記者会見される秋篠宮さま=東京・元赤坂の秋篠宮邸(代表撮影) 51歳の誕生日を前に、紀子さまと共に記者会見される秋篠宮さま=東京・元赤坂の秋篠宮邸(代表撮影)

 (問5)

 --両殿下にお伺いします。この1年を振り返り、殿下の印象に残っている出来事とご感想をお聞かせください。妃殿下は9月に50歳を迎えられましたが、ご心境や今後の抱負などについてもお聞かせください

 殿下「この1年ということですけれども、今朝ほども福島県で大きな地震があり、津波の警報・注意報が出ております。私もこの(記者会見の)ちょっと前もニュースで見ておりました。今日のこともそうですが、熊本でも4月に大きい地震がありましたし、それから先ほど家内が申しましたように鳥取の地震があり、そしてまた台風10号による大きい被害がありました。これはなかなか予測できないこともあるのだろうと思いますけれども、こういう自然災害のときの防災、それから減災の重要性というのをやはり非常に感じた次第です。それに関連することになりますけれども、私は熊本県に6月の初めに参りました。目的は、熊本にある済生会病院を訪れて現地での当時の患者さんの受入れの状態や様子、それから現に病院の職員も被災しているわけですから、その時の様子などを聞いて施設なども見学したのですが、その時に印象に残ったことがありました。それは、本震が4月16日に起こってから上水道が使えなくなって、これは病院にとっては非常に大変なことで、水の確保が大変なことになるわけですけれども、その時に熊本の済生会病院は地下水をくみ上げて、つまり井水を利用して、これは通常から使っていたらしいのですね。その貯水槽も破損はしたのですけれども、全部が破損したわけではなくて、残って大丈夫だったところもあり、それがかなり有効に働いて、特に透析の患者さんとか何回も対応ができたという話を聞きました。確かに大きい地震とかがあった場合に断水ということは必ず出てきますし、そういうときに改めてそういう地下水、井水を利用することの大事さというのはもう一度やはりそういうことができる場所であれば考えてみる必要があるのだなということを強く感じました。熊本に私は短時間しかおりませんでしたけれども、町の中で一たび地震があると大変な被害が起きるということを今回も実感しまして、建物の耐震など、そういうことを常日頃から考えておくことが大事なのだなということが印象に残りました」

 「それからもう一つ、これは東北の震災復興と関係がありますけれども、宮城県で『東北子どもまちづくりサミット』というのがありまして、これはセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが行っている活動です。東日本大震災が起こった年からそれが始まっていると聞きましたが、もちろん当時小学生高学年だった人も今は高校生くらいになっていますが、それを毎年のように、もう7回目でしたか、行っていますが、自分たちの住んでいる地域、町づくりに積極的に、そういう児童・生徒、その年代の人たちが参加し、その人たちの視点でもって、それを提言していくということを行っておりますが、その発表を聞きながら、私たち大人が思っている以上に、考えている以上に、そういう若い世代、子どもたちがきちんとした意見を持ってそういうものに積極的に参加し、取り組んでいるということに大変感銘を受けました」

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