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【にっぽん再構築 子供が危ない】崩れゆく食卓 叱れない親たち

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【にっぽん再構築 子供が危ない】
崩れゆく食卓 叱れない親たち

 しかし、それは幻想ではないか。公益財団法人、東京都予防医学協会が26年度に小学4・5年生(男女5167人)に実施した健康診断では、生活習慣病とみられる子供が1~2%、予備軍が約15%という結果が出た。5人に1人近くが肥満や糖尿病、高血圧などの危険にさらされている。

 「食事の内容に注目しなければ、現実は見えてこない」。埼玉県で生活保護世帯の支援を行う一般社団法人「彩の国子ども・若者支援ネットワーク」の白鳥勲代表理事はそう指摘する。

 毎年、中高生のいる約1千世帯を訪問。3割の家庭で子供が十分な朝食を取らず、菓子パンやインスタント食品で済ませているという。「夕食も同じ。学校帰りにスナック菓子を買い腹を満たす。肥満なのに栄養不足の子供もいる」

 子供たちを襲う新たな“飢餓”。杏林大の舞田敏彦講師(教育社会学)が東京23区を対象に行った調査からは、平均世帯年収が子供の健康状態に影を落としていることが分かる。

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