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【にっぽん再構築 子供が危ない】崩れゆく食卓 叱れない親たち

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【にっぽん再構築 子供が危ない】
崩れゆく食卓 叱れない親たち

 11月初旬の夕刻、大阪府南部の小学校。男性教諭(37)は校庭で、受け持ちの6年の男子3人が遊んでいるのに気がついた。近寄ると、聞こえるように大きな声で独りごちた。「マクド食べて帰ろうかな」

 3人の母親は夜間、飲食店に勤務しており、深夜まで帰宅しない。夕食が用意されていることはまずないという。マクドナルドに着くと3人が待っていた。  「おお、お前らもおったんや」。何食わぬ顔で話しかけた。「特別だぞ」。フライドポテトを3つ買って、それぞれに手渡した。

 おいしそうにほおばる姿に救われた感じがした。特定の児童にだけ食事を与えれば、公平さを欠く。「もっと助けたい。だが、他の教師の目もある」

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 文部科学省の平成28年度全国学力・学習状況調査のアンケートには、小学生の95・5%、中学生の93・3%が「朝食を食べている」と回答している。子供たちの多くは、健康な食生活を送っているように見える。

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