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冬の入浴 ヒートショックに注意を

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冬の入浴 ヒートショックに注意を

 ◆10分以下に

 入浴習慣も見直したい。ヒートショックを防ぐために大切なのが「かけ湯」。いきなり頭や肩からお湯をかけず、手足の先から順に行い、体をお湯に慣らしていく。浴槽のお湯の温度は40度以下に。「特に42度以上の熱い風呂だと交感神経を刺激して血圧を急上昇させてしまう。できれば40度以下に」と早坂教授。お湯につかる時間は10分が目安だ。

 浴槽から出る際は手すりなどを使い、ゆっくりと立ち上がる。「急に立ち上がると、水圧がなくなることで血管が一気に拡張し、脳に回る血液が減る。意識障害を引き起こすこともある」

 周囲の配慮も欠かせない。入浴前に家族など同居している人に声をかけおく。高齢者は浴室が暖まっていない「一番風呂」は避ける。

 早坂教授は「入浴は寒い日の楽しみの一つ。安全な入浴方法を知り、快適に過ごしてほしい」と話している。

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 ■「42度以上」が4割超

 入浴時の浴槽のお湯の温度を、ヒートショックの危険が増すといわれる「42度以上」に設定している人が約4割いることが、ガス機器メーカー「リンナイ」の調査で分かった。調査は今年10月、20~70代の男女960人を対象に実施した。

 調査結果によると、入浴する際の浴槽のお湯の温度は、42度の人は29・4%で最も多く、41度(21・3%)、40度(21・6%)と続いた。42度以上の人は全体の41・2%を占めた。また、年代別に見ると、42度以上が最も多かったのは70代で、4割を超えた。

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