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冬の入浴 ヒートショックに注意を

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冬の入浴 ヒートショックに注意を

 一日の終わりには温かい風呂につかってゆっくりと体を休めたい。しかし冬場には、入浴時など急激な温度変化で体に負担がかかり、脳出血や心筋梗塞を引き起こす「ヒートショック」が増加する。高齢者に多く、死に至るケースもあるため注意が必要だ。(油原聡子)

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 ◆高齢者に多発

 「お風呂に入る前に浴室や脱衣所を暖めておいてくださいね」

 11月に入ると、大井町とうまクリニック(東京都品川区)の當間弘子院長は、外来に訪れた高齢者に入浴時の注意を呼びかけている。冬場には高齢者の入浴時の事故が多発するからだ。

 當間院長によると、ヒートショックは、急激な温度差がもたらす体への悪影響のこと。人間の血管は、暖かいと開いて血圧が下がり、寒いと収縮して血圧が上がる。冬の入浴時は、暖かい部屋から冷え切った脱衣所や浴室に移動したり、熱いお湯につかったり、と急な温度差により血圧が大きく変動し、血管に負担がかかる。その結果、脳出血や心筋梗塞、不整脈、失神などのトラブルが起きる。

 肥満だったり糖尿病や高血圧などの持病があったりする人は、ヒートショックを起こしやすい。

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