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【知っておきたい暮らしの作法】会話の心得

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【知っておきたい暮らしの作法】
会話の心得

 相手との会話を円滑に行う心得として「聞き上手になることが重要」といわれることがあります。ただし、聞き上手とは、静かに相手の話を聞いていればよいということではありません。相手の話は、こころを傾けて聴くことが大切なのです。これを傾聴と呼ぶことがあります。

 ただし、相手の発した言葉を単に復唱したり、黙って聞いていたりするだけでは、傾聴には当たりません。相手の発言に接点を持たせながら、話を発展させてこそ、こころで聴いていることになるのではないでしょうか。

 電話での会話であれば、話の「間」や声のトーン、速度などから、相手のこころを察することが求められます。

 また、会食やパーティーなどの席において、ときにはこちらから話しかける気遣いも忘れてはなりません。

 例えば、友人の結婚披露宴に招かれたといたしましょう。初対面の方が同じテーブルにいらっしゃるときには、友人や知人とばかり会話をするのではなく、こちらから自己紹介をするなどして積極的に出席者同士の交流をこころがけることも招かれた側の心得ではないかと思うのです。

 欧米の方から、日本人は知り合い同士で固まってしまう傾向にあると伺います。パーティーの席では、誰とでも会話を進められることが大人のたしなみとして求められるのではないでしょうか。

 12月に入るとお歳暮の時期が訪れます。日頃の会話から、相手の好みを理解するようにこころがけて品物を選ぶことをお勧めいたします。(小笠原敬承斎)=次回は12月13日掲載予定

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