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【にっぽん再構築・子供が危ない】「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

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【にっぽん再構築・子供が危ない】
「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

埼玉県医師会による運動器検診 埼玉県医師会による運動器検診

 調査は「手先を上手に使うことができない子供が増えている」という現場の危機感を受けて初めて実施。同会の関美津子会長は「悪い結果は覚悟していたが、これほどとは…」と語る。

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 「髪の毛みたい…」。横浜市の主婦(42)は、小学3年の長男(8)が持ち帰ったテストの答案用紙を見て驚いた。異様に文字が薄かったからだ。

 スポーツ庁の全国体力テスト(平成27年度)では、小中学生ともに握力が過去最低を記録、子供の筆圧にも“黄信号”が点る。子供たちの「生きる力」の低下に歯止めがかからない。

 「HBなんて使わせたらテストの採点ができない」。東京都内の公立小で3年生を受け持つ女性教諭(34)は苦笑する。芯が硬い「HB」では、文字が判別できないほど薄くなることがある。事実、弱い力でも書ける「2B」を推奨する学校が増え、HBは教室から姿を消しつつある。

 トンボ鉛筆によると、11年に学童用鉛筆の売り上げの14%を占めていたHBは、27年には8%まで激減。逆に2Bは49%から62%に伸びた。さらに濃い「4B」「6B」も1%だった売り上げが、それぞれ4%、5%に増えている。

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