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【にっぽん再構築・子供が危ない】「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

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【にっぽん再構築・子供が危ない】
「老化」する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない…

埼玉県医師会による運動器検診 埼玉県医師会による運動器検診

 子供の運動不足が蔓延(まんえん)している。スポーツ庁の全国体力テスト(27年度)によると、1週間の運動時間がゼロという小中学生は3~14%。約14万人に上る。

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 運動器の機能不全は「しゃがみ込む」「走る」など日常動作を阻害する。東京のある区の教育現場から報告された事例は深刻だ。

 「和式便所でかがめず後ろに倒れる」(幼稚園)「つま先が上がらず何もない場所でつまずく」(小学校)

 埼玉県で校医を務める柴田輝明医師(整形外科)が今年9~10月に骨折と診察した子供は15人に上る。跳び箱で手をついたときに手首を、滑り台で着地の際に足首を。「以前なら捻挫で済んでいたのに…」

 ニッセイ基礎研究所の村松容子主任研究員が学校での骨折発生率を算出したところ、昭和45年には0・64%だったが、平成23年には1・60%に増えた。

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 「体力は国力の基盤」。1960年代、ケネディ米大統領はこんな趣旨の言葉を残した。テレビや自動車の普及で子供の体力が急低下。学校での運動強化を「国家戦略」に位置づけた。今の日本の姿が重なる。スポーツ庁幹部は語る。「地域や学校で運動の機会を増やすことが重要だ」

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