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慢性疲労症候群 代謝物質に変化…仕組み解明へ

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慢性疲労症候群 代謝物質に変化…仕組み解明へ

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 日本医療研究開発機構(AMED)の研究班「CFS治療法開発、治療ガイドライン作成」の代表、倉恒弘彦・関西福祉科学大教授は「脳の炎症や、それと関連するエネルギー代謝の変化など、CFSの病因・病態の証拠になる客観的なデータが見つかってきた」と指摘。国内外のCFS治療について科学的根拠に基づいた評価を行い、日本の治療ガイドラインを2年後に打ち出したいとする。

 倉恒教授によると、CFS患者にはウイルスなどによる感染症が治癒したり、過剰な勤務がなくなったり、さまざまな生活環境のストレスが解消されたあとも、体調不良が続くケースがあるという。

 人間には、ストレスによる身体のひずみを戻して健康に保つ機能があるが、CFS患者の場合は免疫力が低下したなかで体内のウイルスの活性化を防ぐため、免疫物質が分泌されることがあるという。倉恒教授は「こうした作用が脳に炎症を起こすという仮説が考えられる」と説明。発症メカニズムのさらなる解明を進める。

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