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慢性疲労症候群 代謝物質に変化…仕組み解明へ

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慢性疲労症候群 代謝物質に変化…仕組み解明へ

 強い疲労や倦怠(けんたい)感が半年以上続き、日常生活にも支障をきたす「慢性疲労症候群(CFS)」。発症の仕組みがはっきり分からず、問診などが主だったが、新たに診断の有力な指標になる患者特有の代謝物質の変化が明らかになった。これまでの研究で、患者の脳内で炎症が起きるデータもあり、有効な検査や治療法確立へ臨床研究が進んでいる。(坂口至徳)

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 ◆患者は約36万人

 CFSは、いきなり全身が激しい倦怠感に襲われ、その後6カ月以上にわたって強い疲労感とともに、微熱や筋肉痛、睡眠障害、脱力感、抑鬱などの症状が続く。昼間も外出できず横になったままだったり、介護が必要になったりするケースもある。病原体の感染、過度のストレスといったさまざまな原因が重なって、神経や免疫、代謝のシステムに狂いが生じ、脳、神経の機能障害が起きるとされるが、詳細なメカニズムは分かっていない。

 厚生労働省研究班によると、患者は全国で約36万人と推計される。免疫力を高める漢方薬などで治療するが、有効性にバラつきがあるのが実情だ。

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