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企業の採用、多様化 学生が面接官選びも

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企業の採用、多様化 学生が面接官選びも

アサツーディ・ケイの「相棒採用」で内定した飯村一誠さん(左)と社員の贄田翔太郎さん=東京都港区 アサツーディ・ケイの「相棒採用」で内定した飯村一誠さん(左)と社員の贄田翔太郎さん=東京都港区

 大企業で慣行となってきた新卒一括採用を見直し、新たな選考方法を模索する動きが目立ってきた。面接する社員を学生が選ぶ方法を「相棒採用」と称して取り入れたり、応募年齢の幅を広げて通年で採用したりといった試みだ。学生の売り手市場が続き、選考の解禁前から動く企業も多い中、人材獲得には柔軟な採用方法が必要との見方が強まっているようだ。

 新卒一括見直し

 広告業界大手のアサツーディ・ケイは平成29年度採用から面接担当者を選べる「相棒採用」を始めた。既に28年度から一括採用をやめ、複数回採用に切り替えている。年齢も学歴も問わない。

 まず、面接担当候補の社員約90人が仕事内容や日常生活をネット上で公開。志望者は面接してほしい社員5人を選び、うち1人が面接する。選考基準に達し、一緒に働きたいと判断されると通過。筆記試験後の本部長面接では、最初に面接した社員が「相棒社員」として「応援演説」することもある。現場で求める人材を獲得するのが狙いだ。

 今年の選考で内定した飯村一誠さん(22)は「最初はびっくりしたが、こんな採用をする会社ならきっと面白い仕事ができると思った」。

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