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【囲碁電王戦 国内最強ソフトvsトップ棋士】第2局(1)初手から“熟考”の人工知能

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【囲碁電王戦 国内最強ソフトvsトップ棋士】
第2局(1)初手から“熟考”の人工知能

囲碁電王戦第2局、「DeepZen Go」のシステムを立ち上げる加藤英樹代表(左)と、天を見つめ集中する趙治勲名誉名人 囲碁電王戦第2局、「DeepZen Go」のシステムを立ち上げる加藤英樹代表(左)と、天を見つめ集中する趙治勲名誉名人

 国内最強とされる囲碁の人工知能「Deep Zen Go」と、歴代最多74タイトルの趙治勲(ちょう・ちくん)名誉名人(60)が対局する「第2回囲碁電王戦」の第2局が20日、東京都千代田区のホテルニューオータニで始まった。先勝した趙名人が一気に勝ち越すのか。あるいは「人間に追いつき、追い越す」というコンピューター技術者の悲願が実り1勝をあげることができるのか。注目の一局だ。

沈黙のとき

 前日の第1局と同じホテル内の一室に設けられた対局場に、定刻(午後1時)の10分前に「Deep Zen Go」開発チームの加藤英樹代表が入室。続けて趙名誉名人が入った。

 すかさず加藤代表が、立会人の王銘●(=王へんに腕のつくり)(おう・めいえん)九段に「準備してよろしいですか」と声をかけ、Zenを起動させる。その間、趙名誉名人は天井や盤面を見つめ集中する。

 第1局は先後を決めるニギリが5分前に行われたが、この日はすでにZenの先番と決まっているため、開始時刻になるまで静寂の時間が続いた。

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