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【話の肖像画】ミス・ワールド日本代表、吉川プリアンカ(2)ガンジーとも親交、コルカタで見た貧困の現実

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【話の肖像画】
ミス・ワールド日本代表、吉川プリアンカ(2)ガンジーとも親交、コルカタで見た貧困の現実

(荻窪佳撮影) (荻窪佳撮影)

 〈インド人と日本人のハーフとして多感な10代を海外生活の中で過ごし、「私は日本人」との思いを確立していった。日本とは百八十度異なる環境の中で英語やベンガル語を習得して国際性を身に付ける一方、自身のその後の人生観を決定づける出来事にも遭遇した〉

 私は東京生まれの東京育ちで、一番得意なのは日本語なんです。父がベンガル語を話すのは聞いてはいましたが、通常は日本語でした。小学校1年から3年まで、親の仕事の関係で米カリフォルニア州サクラメントに移り住みました。そして、現地の学校に通学するうちに英語を覚えました。子供だったから、やっぱり脳が柔らかかったのか、半年くらいで不自由はなくなりました。語学の才能があったかもしれませんね(笑)。

 米国はまさに人種のるつぼ。小学校のクラスには日系、中国系、アフリカ系、アジア系とさまざまな人がいて…。でも、みんな仲が良かった。見た目は違ってもそこに何も壁がなく、肌や顔つきが違うことに疑問もわかなかったから、日印のハーフと言ってもクラスでつまはじきにされるなんて全くなかったんですね。

 〈その小学校に通っていた2001年、9・11米中枢同時テロが起こり、米国、そして世界を大きく揺るがした。その記憶は今も鮮明に残っている〉

 朝、テレビで9・11テロのあの光景(世界貿易センタービルの倒壊など)を見ました。ニューヨークの近くにはいとこも住んでいて…。今思えば、「一瞬にして、世界はいつなにが起きるか分からないんだ」「当たり前のようにある平和は存在しない」と考えるようになったと思います。

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