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【科学】海鳥、西之島に戻る 噴火後初の上陸調査

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海鳥、西之島に戻る 噴火後初の上陸調査

(環境省提供) (環境省提供)

 火山活動で面積が拡大した小笠原諸島・西之島(東京)で、噴火後初めての上陸調査を終えた研究チームが、噴火後に島に戻って定着したとみられる海鳥の写真を公開した。

 海鳥のアオツラカツオドリやカツオドリがいるのを確認。渡り鳥のアトリも島に立ち寄っていた。3種の植物のほかハサミムシ、トンボも確認したが、噴火前より種類は少なかった。

 チームの千田智基・環境省専門官は「非常に貧弱な生態系。人の影響を減らして、どう変わるか見守っていきたい」と語った。

 西之島は噴火前、9種類の海鳥が繁殖する「海鳥の楽園」として知られていた。噴火後に生息地が溶岩や火山灰に覆われ、多くはいなくなったが、今回の調査で、噴火前からある旧島部分を中心に海鳥が確認された。

 チームは、島の西側14地点で数百グラムから数キロの溶岩を採取し、植物や昆虫を持ち帰った。地震計のほか、海鳥などの鳴き声を録音する機器も設置した。

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