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オプジーボ、日本は薬価見直しせず高止まり 日本73万円、米30万円、英15万円…なぜ価格差?

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オプジーボ、日本は薬価見直しせず高止まり 日本73万円、米30万円、英15万円…なぜ価格差?

日米英のオプジーボ価格比較 日米英のオプジーボ価格比較

 さらに値下げ検討、厚労省

 高額ながん治療薬「オプジーボ」について、厚生労働省が海外の価格を参考にするルールを応用し、現状より25%以上の薬価引き下げを検討していることが29日、分かった。

 厚労省は5日、予想を大きく上回って売れた薬の価格を見直す現行ルールを特例的に用い、最大で25%引き下げることを厚労相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)に提案。しかし、塩崎恭久厚労相は6日の参院予算委員会で、日本では100ミリグラム約73万円のオプジーボが欧米では半値以下と答弁。14日に開かれた経済財政諮問会議では民間議員らが50%以上の引き下げを求めた。

 こうした要望に応えるため、厚労省は引き下げ幅を最大25%から25%以上とすることで調整。11月9日に開催予定の中医協の専門部会に提案する。平成30年に予定される次回の薬価改定を待たず、来春にも特例的な大幅値下げが実施されそうだ。

 はなぜ日本で突出して高いのか

 小野薬品工業(大阪)が販売するオプジーボの価格は、日本では100ミリグラム約73万円で、体重60キロの肺がんの患者が1年間使うと年3500万円かかる。全国の医師らで構成する全国保険医団体連合会(保団連)は9月6日、会見でオプジーボが米国で約30万円、英国で約15万円であるとの試算を発表。日本の価格はあまりに高額で、緊急に値下げするよう要望した。

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