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大西卓哉さん、30日に地球帰還 マウス飼育など成果 ISS滞在4カ月

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大西卓哉さん、30日に地球帰還 マウス飼育など成果 ISS滞在4カ月

ロボットアームでシグナス(中央の窓の外にある円筒形の機体)をキャッチした大西卓哉さん(大西さんのウェブサイトから) ロボットアームでシグナス(中央の窓の外にある円筒形の機体)をキャッチした大西卓哉さん(大西さんのウェブサイトから)

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している宇宙飛行士の大西卓哉さん(40)が日本時間30日、約4カ月間の初飛行を終えて地球に帰還する。日本初の宇宙での哺乳類飼育や、旅客機パイロットの経験を生かした物資補給機の捕捉などの成果を挙げた。

 大西さんは同日午前、米露の飛行士と3人でロシアのソユーズ宇宙船に移りISSを離脱。帰還カプセルで大気圏に再突入し、午後0時59分にカザフスタン中部の草原にパラシュートで軟着陸する予定だ。船内ではロシア人船長の補佐役を務める。

 滞在中は日本実験棟「きぼう」で35日間にわたりマウスを飼育。骨や筋肉などへの無重力の影響を調べて医療に役立てるのが目的で、全12匹が8月に米国の補給機で地球に生還した。

 今月23日にはロボットアームを操作し、米国の補給機「シグナス」をキャッチする大役を果たした。産経新聞への寄稿やアジアの若者が提案した実験など、宇宙を身近にする活動にも精力的に取り組んだ。

 中国は17日に独自の有人船を打ち上げ、飛行士2人が宇宙に滞在中。大西さんは、地上との交信イベントで「もう一つの宇宙船が別の活動をしているのは不思議な感覚。いろいろな国と力を合わせたい」と語った。

 27日には交流サイト「グーグルプラス」に「帰りの旅路は楽しみなのですが、ISSを去るという実感はなかなか沸きません」と、名残惜しそうに心境をつづった。

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