産経ニュース

福島第1原発への注水量3割削減へ 汚染水の濃度低減目指す 東電

ライフ ライフ

記事詳細

更新


福島第1原発への注水量3割削減へ 汚染水の濃度低減目指す 東電

 東京電力は19日、福島第1原発1~3号機の原子炉を冷やすために注水している冷却水の注水量について、毎時13・5トンから9トンに減らす計画を原子力規制委員会に説明した。減らした分は原子炉建屋などにたまった汚染水に直接入れ、放射性物質の濃度を下げるのに使う。規制委も「速やかにすすめてもらいたい」とした。同時に汚染水の調査も行うといい、準備が整った時点で実施する。

 東電によると、各号機には現在、汚染水を浄化した水を毎時4・5トン注水しており、原子炉底部の温度は30度前後で推移。注水量を減らすことで、7~8度程度の温度上昇が予測されるという。同原発の廃炉に向けた実施計画では、底部の温度を80度以下にすることが定められており、注水量を減らしても温度に十分な余裕があることから、汚染水の濃度を下げることを優先する。

 各号機とも3週間かけて1週間に0・5トンずつ減らす。温度上昇が想定を超えるようだと、再び注水量を戻して対応するという。

関連ニュース

防災訓練「冬も実施を」 原子力防災担当相が泊原発を視察

「ライフ」のランキング