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【教科書謝礼問題】教科書2社の歳暮358件など確認 教委「採択に影響なし」

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【教科書謝礼問題】
教科書2社の歳暮358件など確認 教委「採択に影響なし」

 教科書会社が教員らに金品を提供していた問題で、文部科学省は19日、報告漏れが発覚した教育芸術社(東京)と大日本図書(同)に関する都府県教育委員会の調査結果を公表した。平成24~27年に両社で教員ら計165人に358件の歳暮を贈るなどしたことが確認された。小中学校の教科書採択にかかわった教員らも含まれていたが、いずれも影響はなかったと各教委から報告があった。

 教育芸術社は、17都府県で市町村教育長7人を含む教委関係者や校長、教員計94人に歳暮278件を贈っていた。検定中の教科書を閲覧させ意見を聞いた対価として4県の教員ら16人に物品を提供したことも確認された。

 大日本図書は、12都府県の教員ら71人に歳暮80件を贈ったり、5都県の計55人に意見を聞いた対価を渡したりしていた。

 両社をめぐっては、文科省が各教科書会社に対し1月までに自己点検を求めた際、報告漏れが発覚。両社が8月に提出した再調査結果を基に、文科省が都府県教委に確認を要請していた。

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