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海保が西之島の海図作製へ 面積ドーム57個分に拡大

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海保が西之島の海図作製へ 面積ドーム57個分に拡大

東京都小笠原村の西之島=6日(海上保安庁提供) 東京都小笠原村の西之島=6日(海上保安庁提供)

 海上保安庁は19日、噴火活動を平成25年11月から繰り返していた小笠原諸島・西之島(東京)に上陸し、海岸や海底の様子を調べる水路測量を実施すると明らかにした。調査は22日~11月10日で、早ければ半年ほどで海図を作製する。

 海保によると、西之島は9月の観測時点で約1900メートル四方の範囲に広がっている。陸地の面積は約2.68平方キロメートル(東京ドーム約57個分)と噴火前の約12倍となり、海図ができれば領海と排他的経済水域(EEZ)の合計が約50平方キロメートル拡大する見通し。

 調査には国土地理院の職員らも加わり、計約40人のチームで実施。測量の際に位置基準となる三角点を沿岸部に設置したり、潮位や沿岸の水深を測ったりする。

 気象庁が8月、火山活動が低下したとして警戒範囲を縮小し、島に上陸できるようになっていた。海保の中島敏長官は19日の定例会見で「わが国の海洋権益を確保するために重要な調査となる」と述べた。

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