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盲導犬・介助犬・聴導犬…「補助犬」への理解深めよう

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盲導犬・介助犬・聴導犬…「補助犬」への理解深めよう

盲導犬とともに啓発イベントに参加した深谷佳寿さん。補助犬への理解に向けて「ユーザーも声を上げなくては」と話す 盲導犬とともに啓発イベントに参加した深谷佳寿さん。補助犬への理解に向けて「ユーザーも声を上げなくては」と話す

犬は体の一部

 補助犬の同伴を拒否された体験のある人は少なくない。NPO法人「日本補助犬情報センター」(横浜市)が、昨年の9~12月に実施した補助犬ユーザーを対象にしたアンケート(回答数48人)によると、飲食店などで同伴を拒否された経験があるのは、66%に上った。このうち、47%の人は、医療機関でも同伴拒否された経験があると回答している。

 深谷さんにとって「盲導犬は体の一部も同然」。病院で健診を受けている約1時間は、「盲導犬がどう扱われているか気が気でなかった」と振り返る。

 深谷さんはその日、改めて電話で病院側に法律の順守を申し入れた。病院側には当初、動物を介して感染する感染症などへの不安があったが、厚生労働省の見解などを確認した上で、受け入れ態勢を検討。2週間後には病院のホームページで「身体障害者補助犬の受け入れについて」という方針を公表し、受け入れはもちろん、来院者にも理解を求めた。

 日本補助犬情報センターの橋爪智子事務局長(43)は病院側の対応はスピーディーだったとしながらも、「同伴拒否は、犬だけでなく、ユーザーである障害者の拒否でもある」と指摘する。「2020年までに補助犬同伴拒否がゼロになるよう、啓発に改めて力を注ぎたい」と話す。

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