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【新聞週間2016】記事との偶然の出合い…過去と現在、未来を知る 菊池桃子さん

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【新聞週間2016】
記事との偶然の出合い…過去と現在、未来を知る 菊池桃子さん

菊池桃子さん (奈須稔撮影) 菊池桃子さん (奈須稔撮影)

 私の両親は大の新聞好きで、特に父は家中、どこでも新聞を持ち歩いて読んでいるような人でした。面白い記事があると、「読んでおいた方がいい」と勧めてくれたり、「社説だけでも読んでおくと、世の中の流れが把握できる」と教えられたりしました。父の衣服には新聞のインクや紙のにおいが移っていて、今も新聞を開くと、「お父さんのにおいがする」と思うほどです。

 私自身にとっても新聞は信頼できる情報源でしたが、40歳を迎えた平成21年に大学院に入り、読み方が変わりました。研究室の指導教授が「研究を広げるヒントが見つかるかもしれないし、場合によっては論文への引用ができる」と、記事の切り抜きを勧めてくれたのです。

 私は大学院で雇用政策を専攻し、中でも人材育成やキャリア形成が主なテーマでした。そこで、雇用や就職の状況、女性の活躍に関する記事の切り抜きを始め、自分なりのコメントを書いていくようになりました。次第に興味は広がり、今では経済、環境、教育、技術など、カテゴリー分けもするようになりました。

 切り抜きを通じて気づいたのは、新聞には過去や現在だけではなく、「未来」に関する記事もたくさん載っているということです。特に、2020(平成32)年の東京五輪・パラリンピックが決まって以降、2020年を見据え、近未来を予測した記事も目立つようになりました。最近も、車の自動運転実現に向けた状況や、無人のコンビニエンスストア実現に向けた電子タグ実験などを伝える記事など、私たちの暮らしに直結する興味深いニュースをいくつも見かけます。

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