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【新聞週間2016】新聞が果たすべき役割とは何か 事実を伝え共有する

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【新聞週間2016】
新聞が果たすべき役割とは何か 事実を伝え共有する

新聞についての主な印象や意見 新聞についての主な印象や意見

 「ネットニュース」の配信元は、新聞社や出版社、テレビ、ラジオといった既存メディアから、新興のネットメディアまで多岐にわたる。ただ、記事の多くはポータルサイトやニュースアプリ、ソーシャルサービスを通じ、画面の上では配信元の区別なく“等価”に扱われ、読者は見出しを頼りに「読む・読まない」を選択する。

 上智大の田島泰彦教授(憲法・情報メディア法)は「ネット発のニュース・言論サイトも増えてきたが、玉石混交でまだ成熟の途中だ」と話す。8月には、ネットメディア「ビジネスジャーナル」がNHKの報道をめぐる記事で、NHKの架空のコメントを掲載したとして謝罪した。

 新聞通信調査会の調査では新聞に対し、「多種多様な情報を知ることができる」「書いてある情報は正しい」といった印象が多数を占める一方、「自分たちに都合の悪いことは書きたがらない」といった不信も少なくない。

 田島教授は「多様な情報や言論に触れられる機会が増えたこと自体は歓迎すべきだ」とした上で、「それぞれスタンスの違いはあったとしても、新聞はまず、言論の前提となる『事実』をしっかりと伝え、共有していく役割を果たしてほしい」と話している。

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