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【新聞週間2016】新聞が果たすべき役割とは何か 事実を伝え共有する

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【新聞週間2016】
新聞が果たすべき役割とは何か 事実を伝え共有する

新聞についての主な印象や意見 新聞についての主な印象や意見

 ◆引用で拡散

 週刊誌の存在感を高めたのは、『文春』などのスクープがテレビやスポーツ紙、ネットニュースの「引用」を通じて多くの人々に拡散、共有されたことも影響したとみられる。テレビ朝日は1月、番組で甘利氏をめぐる『文春』の記事内容を伝えたが、雑誌名を明らかにしなかったとして同誌から抗議を受け、おわびしたケースもあった。

 海外報道を中心に、新聞やテレビがほかのメディアの記事を伝えることはこれまでもあった。ただ、週刊誌報道の活況と速報性が求められるネットニュースの浸透に伴い、国内メディア同士が報道を引用し合うハードルが低くなったのかもしれない。

 花田さんは「新聞は週刊誌と取材の体制も方法も異なり、分業で日々のニュースを追わなければならない。ただ、ジャンルや部署を横断した取材チームを作るなど工夫する余地はあるはずだ。新聞発のスクープをもっと期待したい」と話す。

 ◆画面上は“等価”

 一方、ネットやスマートフォンなどの普及で、ニュースの読まれ方も大きく変わってきた。公益財団法人「新聞通信調査会」の27年の全国調査によると、インターネットニュースを「見る」と答えた人は66・0%。特に40代以下では88・9~97・6%に達し、新聞朝刊の閲読率(73・8%)を上回った。

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