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【健康カフェ(53)】肺炎球菌ワクチン 高齢者に多い肺炎を予防

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【健康カフェ(53)】
肺炎球菌ワクチン 高齢者に多い肺炎を予防

 ワクチンであえて細菌やウイルスを体に入れるのでなく、自然に感染して免疫を獲得する方がいいと考える人もいます。でも、そうした考えは間違いです。ワクチンが開発される感染症は、かかったときに治療法がなく、深刻な合併症を起こして命を落としたり後遺症が表れたりする危険性の高いものがほとんどです。だからこそ、かからないように予防するワクチンが必要なのです。

 ワクチン接種は、自分が感染症にかからないためだけでなく、周りの人に感染症をうつさないためにも必要です。多くの人がワクチンを打つことで、ワクチン接種前の赤ちゃんや、病気のためにワクチンを受けられない人を守ることができるのです。

 肺炎球菌ワクチンは、平成26年から高齢者を対象にした定期接種になりました。30年度までは、65歳から5歳刻みで100歳までが対象です。まだまだ元気と思っていても若いときより抵抗力(免疫力)は低下しています。重い肺炎を予防するために、対象年齢の方は接種することをお勧めします。(北原ライフサポートクリニック内科医 下島和弥)

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