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【生前退位】有識者会議が初会合 年明けに論点まとめへ 女性・女系天皇や「女性宮家」は議題に含まず

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【生前退位】
有識者会議が初会合 年明けに論点まとめへ 女性・女系天皇や「女性宮家」は議題に含まず

有識者会議の冒頭、挨拶する安倍晋三首相(左から2人目)=17日午後、首相官邸(桐原正道撮影) 有識者会議の冒頭、挨拶する安倍晋三首相(左から2人目)=17日午後、首相官邸(桐原正道撮影)

 政府は17日、天皇陛下が意向を示された「生前退位」への対応などを検討する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の初会合を首相官邸で開いた。来月から始める専門家からのヒアリングを踏まえ、年明けにも論点をまとめる。政府は有識者会議の提言を受け、皇室典範の改正も含め、来年の通常国会で必要な法整備を目指す。

 首相は17日の初会合でのあいさつで「国家の基本に関わる極めて重要な事柄であり、予断を持つことなく十分に審議いただき、国民のさまざまな意見を踏まえて提言を取りまとめていただきたい」と述べた。

 有識者会議のメンバーは6人で、初会合で座長に経団連の今井敬名誉会長を選出。今井氏は専門家に意見聴取する項目として、憲法における天皇の役割や公務の在り方、高齢となった場合の公務の負担軽減策など8項目を提示した。また会議後の記者会見で、女性・女系天皇の容認や「女性宮家」創設については「今回の諮問の中には入っていない。それは改めて、ということになる」と述べ、議題に含まれないとの認識を示した。

 この日の会議では、今後の会議の運営方法などを確認した。自由討議も行われ、出席者から「何よりもスピード感を持って進めることが重要だ」などといった意見が出たという。

 ヒアリングは11月7日から始め、年内に3回行う予定。皇室制度や憲法、歴史などの専門家らを各回、5人程度招く。会合やヒアリングは非公開だが、1週間後をめどに議事録を官邸ホームページで公表する。次回会合は今月27日に開催される。

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