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【世界文化賞】「浮世絵にぞっこん」「日本的なものに愛着」…個別懇談会で受賞者らが語る日本への思い

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【世界文化賞】
「浮世絵にぞっこん」「日本的なものに愛着」…個別懇談会で受賞者らが語る日本への思い

合同記者会見後、個別記者懇談会で取材に応じる演劇・映像部門受賞のマーティン・スコセッシ氏=17日午後、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京(川口良介撮影) 合同記者会見後、個別記者懇談会で取材に応じる演劇・映像部門受賞のマーティン・スコセッシ氏=17日午後、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京(川口良介撮影)

 「まるで違う世界、違う現実にいるようです」。17日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で行われた第28回世界文化賞受賞者の個別懇談会。演劇・映像部門のマーティン・スコセッシさん(73)は、「(過去に受賞した)さまざまな監督と名を並べることができて大変うれしい」と話した。

 年末に米国で公開される最新作「沈黙」の制作にあたり、長崎市の「遠藤周作文学館」や五島列島などを訪れたエピソードを披露。地元の人の話を聞いて、「キャラクター設定やシーン展開などについてさまざまなインスピレーションを得た」と明かした。

 音楽部門のギドン・クレーメルさん(69)は、自ら創設した楽団「クレメラータ・バルティカ」が2009年に若手芸術家奨励制度の対象団体に選ばれたことを挙げ、「今回の私と“ダブル受賞”ということで非常にうれしい」を顔をほころばせた。

 あまり知られていない作曲家らの活動を紹介し、「音楽という手段を使って人気を得ようとする人より、(音楽を)創造する人の方がより優れている」と独自の芸術観を主張。「音楽のスタイルも大事だが、譜面の裏にあるメッセージをもっと大事に」と語った。またボブ・ディランさんのノーベル文学賞受賞について「すごく興奮している。人柄も音楽の才能もすばらしい」とたたえた。

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