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第5回河野裕子短歌賞選考過程 多くの人の共感呼ぶ「家族の歌」

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第5回河野裕子短歌賞選考過程 多くの人の共感呼ぶ「家族の歌」

入賞作品の選考を進める島田幸典さん、東直子さん、俵万智さん、永田和宏さん(左から) =9月27日、大阪市浪速区(彦野公太朗撮影) 入賞作品の選考を進める島田幸典さん、東直子さん、俵万智さん、永田和宏さん(左から) =9月27日、大阪市浪速区(彦野公太朗撮影)

 女性として、妻として、そして母として、家族と過ごす日常を64歳で亡くなるまで歌に詠み続け、現代の女性短歌をリードした歌人、河野裕子さんの業績を顕彰する「第5回~家族を歌う~河野裕子短歌賞」(産経新聞社主催、京都女子大学共催)の入賞作品が16日、発表された。今回は昨年より約3千首多い1万7202首が国内外から寄せられ、過去最多を更新。河野さんの思いを受け継ぐように、家族愛や恋愛、青春をのびやかに歌った力作がそろった。

 河野裕子短歌賞の選考会は9月27日、大阪市内で行われた。選者は、漫画家で声楽家の池田理代子さんと歌人の俵万智さん、河野さんの夫で歌人の永田和宏さん、歌人の東直子さん、今回初参加となる歌人の島田幸典さんの5人。選考会を欠席した池田さんは書面で評価を寄せ、藤浦淳・産経新聞大阪本社前文化部長が進行を務めた。

 今回、賞の再編があり、「家族の歌」と「恋の歌・愛の歌」の2部門を「家族の歌・愛の歌」に統合、また愛や恋愛をテーマにした特別賞「恋の歌愛の歌賞」が新設された。最優秀賞の「河野裕子賞」は「家族の歌・愛の歌」「青春の歌」の2部門で計3首、特別賞は「恋の歌愛の歌賞」と子育てをテーマにした「育(はぐく)みの短歌賞」の2首が決まった。また、全作品を対象にした「選者賞」は、5人がそれぞれ1首ずつ選んだ。

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