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【生前退位】天皇陛下、6年前に強いご決意 「譲位」というお言葉明確に 「『摂政』じゃ駄目なんだ」と

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【生前退位】
天皇陛下、6年前に強いご決意 「譲位」というお言葉明確に 「『摂政』じゃ駄目なんだ」と

農場を視察される天皇、皇后両陛下。この4日前、天皇陛下は参与会議の場で退位への決意を打ち明けられていた=平成22年7月26日、栃木県那須町(大西史朗撮影) 農場を視察される天皇、皇后両陛下。この4日前、天皇陛下は参与会議の場で退位への決意を打ち明けられていた=平成22年7月26日、栃木県那須町(大西史朗撮影)

 ■「健康上の問題が起きる前に譲位を考えたい」

 天皇陛下が強い意向を示されている「生前退位」の実現の是非を最大の論点に、政府の有識者会議の初会合が17日に開かれる。宮内庁関係者によると、8月のお気持ち表明より6年前、陛下は皇后さまをはじめとする身近な関係者に向かい、すでに退位への決意を打ち明けられていた。(伊藤弘一郎、伊藤真呂武)

                   ◇

 平成22年7月22日夜。皇室に関する重要事項などについて、陛下の相談役を務める当時の宮内庁参与3人が皇居・御所の応接室に集められた。いわゆる参与会議といわれる場だ。天皇、皇后両陛下のほか、宮内庁の事務方トップの長官、側近トップの侍従長も顔をそろえていた。

 会議関係者によると、いつもの通り「座長役」を務めた陛下が、おもむろにこう切り出された。

 「近い将来、健康上の問題が起きる前に『譲位』ということを考えたい」

 8月のお気持ち表明当日、当時の風岡典之長官は「5、6年前から折に触れ、長官らに『象徴としての務めを果たすことが困難になった場合、象徴の務めについてどのように考えればいいのか』と話されてきた」と説明していた。

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