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【ゆうゆうLife】田辺鶴瑛さんの介護講談、映画化 義父を大嫌いから大好きに

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田辺鶴瑛さんの介護講談、映画化 義父を大嫌いから大好きに

義父を介護する田辺鶴瑛さん=映画「田辺鶴瑛の介護講談」の劇中DVD映像から 義父を介護する田辺鶴瑛さん=映画「田辺鶴瑛の介護講談」の劇中DVD映像から

 地域の情報収集も不可欠。医療や介護の仕組みは全国共通でも、サービスを提供するのは地域の事業所。地域によって内容も違えば、配食やオムツ代の補助など特有のサービスもある。多様なサービスを活用できれば暮らしの質は上がる。地域の介護の総合相談窓口である「地域包括支援センター」をはじめ、ケアマネジャーや訪問看護師から情報を得たい。

 気をつけたいのは、他人の体験をうのみにしないこと。死に向かう状態や条件は人それぞれ。他人の例が良くても、同様にできるとはかぎらない。金子さんは「なかには『親に感謝して介護すべきだ』などと、精神論を言う人もいるが、あくまでも自分の人生と親の人生を考えることが大切です」と言う。

 専門職の力は必須。例えば終末期の体の痛みや苦痛は医療で緩和できる。だが、家族にも役割がある。金子さんは「死に近づいていくときの精神的な苦痛の緩和では、家族の方が糸口をつかめる可能性が高い」と言う。本人が人生で何を大切に思い、何に穏やかさを感じるかは、家族が一番よく分かる。「専門職は、健康なときの本人を知らない。だが、人生は『病気になってから』だけではない。家族にできることは、とても大きい」と話している。

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