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介護福祉はクリエイティブな仕事 障がい者の就労支援事業「恋する豚研究所」

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介護福祉はクリエイティブな仕事 障がい者の就労支援事業「恋する豚研究所」

介護・福祉問題の、クリエイティブな解決方法 介護・福祉問題の、クリエイティブな解決方法

 寺子屋からはデイサービスが見えますし、寺子屋にはお手洗いがないので、デイサービスのものを利用します。だからこそ、自然と若者と高齢者の交流が生まれます。

 たまたま夜に寺子屋の鍵を閉めずにいたら、深夜、専門学校生たちが集まって勉強をしていたところから、寺子屋は24時間無料開放にしているそうです。また、「福祉施設」という看板を掲げていないために泊まれる場所と思った高校の先生が「下宿先として使わせてほしい」と尋ねてきて、ショートステイ用の1部屋を高校球児の下宿部屋として提供することにしたそうです。

 ◆ニーズとリソースを知り、先に概念を作らない

 これらの事例を紹介した飯田さんは「何が大事かと言うと、概念を先に作らないことです。『障がい者』というレッテルを先に貼らない。恋する豚研究所は、『就労継続支援A型施設』と建物のどこにも書いていません。多古新町ハウスも『福祉施設』と書いていません。老人ホームというラベリングをするから、『老人ホーム』になってしまうんです」と、おっしゃっていました。

 そして、自分の身の回りに必ずニーズとリソースがあるので、それを組み合わせて経営的にも持続可能なものにしていく視点が重要とのことでした。参加者は自分の身の回りのリソースで、まだ活用されていないものを各自考え、数人ごとのグループで共有しました。

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