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介護福祉はクリエイティブな仕事 障がい者の就労支援事業「恋する豚研究所」

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介護福祉はクリエイティブな仕事 障がい者の就労支援事業「恋する豚研究所」

介護・福祉問題の、クリエイティブな解決方法 介護・福祉問題の、クリエイティブな解決方法

 また、介護士が同じように接していても決して同じような結果にならない。その一回性である介護の仕事を、非常にクリエイティブに感じたそうです。そんな考えが根底にあるからこそ、多くの方が視察に訪れるような取り組みが可能となっているのでしょう。

 ◆障がい者の就労支援事業「恋する豚研究所」(千葉県香取市)

 社会福祉法人として活動している中で、障がい者の働く場所がないという話を多く聞いた飯田さん。詳しく調べると働く能力のある障がい者が、月給1万円程度に留め置かれていることを知り、2012年に「恋する豚研究所」を設立しました。障がい者の賃金を10万円に引き上げるべく、社会福祉法人理事長で飯田さんの伯父にあたる在田正則さんの農場で育てられた豚を活用し、製造販売とレストランの運営をしています。

 工場内では精肉作業、パッケージ詰め、シール貼等を、障がい者と健常者がともに行っています。肉の余計な脂をそぎ落としたり形を整えたりする作業は精神に障がいのある人に任せており、大きな包丁を用いての作業なので、精神障がい者施設の方が視察に来ると、非常に驚かれるとのことでした。

 ◆若者も集う高齢者施設「多古新町ハウス」(千葉県多古町)

 高齢者や障がいのある子どものデイサービス、ショートステイ、訪問介護などのある長屋と広い庭、そして隣に寺子屋を併設した「多古新町ハウス」。デイサービスを利用するお年寄りや、特にデイサービスを利用しているわけではないけれどもおしゃべりに来るお年寄り、広い庭で遊ぶ小さな子どもたち、寺子屋には学校帰りの中高生が入れ代わり立ち代わり訪れる、そんな空間です。

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