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ナビゲーターの鈴木京香さん「市民の純粋な目と心で収集」…「デトロイト美術館展」7日開幕

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ナビゲーターの鈴木京香さん「市民の純粋な目と心で収集」…「デトロイト美術館展」7日開幕

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 米国屈指、6万5千点を超えるデトロイト美術館のコレクションから、厳選した絵画52点を紹介する。「展示を見れば、デトロイトの市民がヨーロッパの新しい美術の潮流にひかれながら、純粋な目と心で珠(たま)のような作品を集め、守り継いできたことがわかります」。自動車産業の衰退とともに市の財政破綻もあったが、美術館を存続の危機から救ったのも、アートを愛する市民の熱意だった。

 ところで現在、NHK大河ドラマ「真田丸」で温かく気取りのない寧(北政所)を好演しているが、多様な女性を演じる上で、美術からヒントを得ることも多いという。特に影響を受けていると明かすのが、米美術家で、今年の高松宮殿下記念世界文化賞の絵画部門受賞者、シンディ・シャーマンの代表作「アンタイトルド・フィルム・スティル」だ。

 「シャーマン自らが架空の映画の女優に扮(ふん)したスチール写真のシリーズ。女であるということを、どう表現すれば見る人に伝わりやすいかを具体化、記号化した作品ですから、すごく勉強になる。またルネサンス絵画に描かれた人間(神)の表情やポーズなども、つい集中して見てしまいますね。何に学ぶかは人それぞれですが、私は美術から何かを受け取れたら、と願っています」

 「デトロイト美術館展が、皆さんにとっても良い出会いとなれば」とほほえむ。「日本に来てくれた作品たちといつか、デトロイトで再会を果たせたら素敵ですね」

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