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【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(466)打ち上げの夜の類は友

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【ゆうゆうLife】
家族がいてもいなくても(466)打ち上げの夜の類は友

 自宅のミニ劇場での秋の公演が終わった。相変わらずのカフカ人形劇、相変わらずの「変身」の公演だった。

 お客さんが、だれも来なくなるまで続けるつもりでいるのだけれど、3シーズン目にして、すでにへろへろ。そのへろへろ状態のまま、近所の居酒屋で公演の打ち上げをして、はしゃいでいた気がするのだけれど、何を話したのかは、疲れすぎていて記憶が定かではない。

 覚えているのは、今回は、私の学生時代のサークルの友人たちが来てくれて、打ち上げで合流。昔々の学生コンパのような状況で盛り上がったこと。

 目の前にいるのが、今の仲間と昔の仲間。

 その今と昔の時間差が、な、なんと47、48年。にもかかわらず、以前からの知り合いのように、みんなが交じり合って楽しそうにしていた。その様子が私には、何か夢でも見ているようなシュールな光景に感じられた。

 そもそも、私が学生だったのは3年ほど。途中で中退しているので、一緒に活動をした期間はほんのわずかだ。

 大学のサークルだから、先輩も後輩もいる。学部も、理工、経済、法律、社会…、とまちまちで、その後の人生の道筋もずいぶんと異なっている。

 にもかかわらず、再会すれば、お互いの日々を重ね合わせるように、つかず離れずでずっと共に生きてきたような不思議な気がする。

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